空間建築のクラスでは、物、光、音、におい、温度や湿度、さらにそこに在る私たちの身体など、空間はあらゆるもの同士の関係から生まれることを知り、それを構成するさまざまな要素を子供達と探索し、見つけた要素を組み合わせ、空間をデザインしてみます。建築にはSTEAM教育に見られるような、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)などが含まれており、あらゆる分野を横断できる科目になります。
ファッションのクラスでは、自分の「好き・楽しい」を発見していくことからスタートし、自分の感覚を言語化、「なぜそれが好きなのか」を考えます。また人が着ている服を通して、相手がどういう人で、どんなものが好きな人なのかを読み解く力、想像することも考えていきます。ファッションでは「他者に認められること」によって「自己肯定感」を高め、「自分はなぜそれが好きなのか」という自己分析によって、非認知能力に代表される「メタ認知」能力も高めていきます。
ファッションのクラスと空間建築のクラスを交互に受けながら、「自らが着るもの」をデザインしたり・工作したり、グループワークで「みんなのまち」を作ったり。それぞれが得意なことや、やりたいことから役割をみつけ、みんなで意見を出し合って形にしていくことにも挑戦します。